所長挨拶
倉持会計事務所は私が監査法人退職後、昭和57年に創業いたしました。医療との関わりは商社、医者とホスピタルチェーンのFS(実現可能性研究)のため米国の主要都市を廻ったことからはじまりました。
米国の病院は、非営利の教会系の病院もありましたが、一方経営の効率化をめざして株式上場し、医療の世界でも経営効率を重視する風土を感じ、日本との違いに驚かされました。
また、中小の開業医が高額の検査機械を共同で使ったりしていました。
日本では医師法の関係で、ホスピタルチェーンは実現しませんでした。
その後、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、形成外科、脳外科、内科、小児科、歯科、大腸科等たくさんのお医者様とお付き合いさせていただいております。
また医師会から医療法人のテーマで研修を講師依頼され、他の会社からも高額持分(株価)のテーマの研修会講師を受けております。
相続税の関わりは地主さんからの相談でバブル時に相当な金額の銀行借り入れして貸ビルを建てることに反対したことからはじまりました。
その頃は誰もがバブルに踊らされており反対をする人間がいたのが珍しい時代でした。税金は節税できるが、経営破たんのリスクが高いと感じたからです。(実際に破綻した人がたくさんいました。)
現在もその方の息子さんからビルを建てなくて良かったと感謝されています。
近年も相続税が高くなり節税が流行っていますが、倉持会計事務所は経営を第一に考えるようなプランをお勧めしております。
また家族が破綻しないような相続対策をしております。
会社の初期段階は税務、資金繰り(銀行)等が重要ですが、規模が大きくなれば管理会計、返済の不要な直接投資が必要になっていきます。
高収益会社は利益を積み上げ会社規模が大きくなり、株価が高くなり後継者に株を移動するのが難しくなります。後継者が変わる度に相続税がかかり、資金的に苦しくなり、会社の存続が難しくなります。倉持会計事務所では、このように事業規模が拡大された法人様向けサービスとして、
事業承継、株価算定等のご提案、また株式上場をご希望のお客様には会計監査などの業務もご提供しております。
会社経営の効率化はコンピュータなしでは達成できません。
会社の管理は会計、給料、請求業務が必要であり、パソコンを利用して経営効率を上げ、営業に集中すべきです。
中堅会社は部門別業績評価システムを組んでいく必要があります。
私どもは、効率的管理を指導するため自計化を進めております。
所長プロフィール
昭和23年 | 東京生まれ |
昭和46年 | 慶應義塾大学経済学部卒業 |
昭和50年 | 公認会計士登録 (登録番号 5567) |
昭和53年 | 税理士登録 (登録番号 39900) |
昭和57年 | 倉持会計事務所開業 |
昭和58年 | 株式会社エムジー設立 |
平成3年 | 東光監査法人 代表社員就任 |
平成30年 | 東光監査法人 代表社員退任 |