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特集「緊急 資金繰り対策」

毎月の支払いに優先順位を付け必要資金を確保する準備を!

新型コロナウイルスの感染拡大の甚大な影響が続く中、資金繰りが急激に悪化する最悪の状況も想定して、
月末までに支払いが必要なものに優先順位を付け、いくら必要になるかを明確にし、資金を集める準備を
しましょう。(※4月7日までの情報をもとに作成しています。)

1.支払いに優先順位を付ける
一般的な支払いの優先順位
①支払手形の期日支払い → 支払手形の期日支払いは最も重要
②従業員の給料 → 給料の未払いは従業員の士気を下げる
③仕入代金(買掛金)の支払い → 仕入代金の支払猶予を頼んでみる
④家賃・水道光熱費・保険料などの毎月の支払経費 → 支払い猶予や特別措置の相談をする
⑤税金・社会保険料 → 減免や猶予の制度を受ける
⑥借入金の利息や元本返済 → 事前に金融機関に交渉する

2.当面の必要資金を計算し、不足分はすぐに現金化できるものを集める
日本政策金融公庫などが緊急融資を用意していますが、融資実行までには日数がかかります。
現金化しやすいものを把握しておきましょう。
(1) 定期預金・積金を取り崩す
(2) 経営者の個人資金を貸し出す
(3) 共済や生損保の貸付制度を利用する
(4) カード・ローンを利用する

3.急場を凌いだら次の資金繰りを考える ~支援策の活用~
融資など「返済が必要になるもの」と、助成金など「返済が不要なもの」があります。
必要資金の用途と資金化できるまでのスピードを考えて調達しましょう。

4.返済が必要になる資金繰り策(融資・信用保証等)
(1) 公的融資や信用保証を活用した資金繰り策を検討する
・新型コロナウイルス感染症特別貸付
・セーフティネット保証(別枠保証)
・危機関連保証(別枠保証)
・小規模企業向けセーフティネット貸付(日本政策金融公庫・経営環境変化対応資金)
(2) 資金繰りのため、生命保険や共済制度の解約を考える前に
・小規模企業共済の貸付
・経営セーフティ共済(倒産防止共済)の一時貸付金
・生命保険の契約者貸付

5.返済のいらない資金繰り支援策(助成金等)
(1) 雇用に関する助成金
(2) 事業の立て直し(新規開拓、生産ラインの強化など)のために資金が必要なとき
【ものづくり補助金】 設備投資費用の一部を補助
【持続化補助金】 販路開拓や生産性向上の取組みを支援
【IT導入補助金】 ITツール導入によって業務効率化・付加価値向上を支援

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